夜勤バイトの体験談✩脳外科・整形外科専門病院

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5月2日、13日、29日は、脳外科・整形外科専門病院での夜勤バイトでした。


こちらの病院は150床ほどの個人病院で、救急に力を入れている急性期病院です。


夜勤バイト募集は、月に2回以上勤務が条件で、シフトは病棟のシフト作成をしている主任さんと私で相談して決めていきます


夜勤単発バイトのシフト表のつくり方

シフト希望について.jpg 毎月15日までに翌月の休み希望をスタッフ全員に出してもらい、シフト表を仮で作ります。


だいたい20日前には仮のシフト表ができるので、それに合わせて私の方に連絡があり、夜勤スタッフの確保が難しそうな日に、夜勤可能かどうか打診してくるという流れです。


こちらの病院は、私以外にも夜勤バイトのスタッフがいるので、私が夜勤の打診を断っても特に困ることはなく、断りにくい雰囲気は一切ありません。


また、夜勤バイトや夜勤専従のスタッフが多い職場ということもあり、周りのスタッフの理解が得やすいのが有難いです!

夜勤は看護師2人+介護助手1人

夜勤看護体制について.jpg こちらの病院は、病棟はICU・脳外科・整形外科と3フロアに分かれており、脳外科・整形外科それぞれの救急外来があります。


救急搬送も多く、外来の看護師に加えて病棟の夜勤スタッフが外来に呼び出されることもあります。


救急搬送が続いたり、入院が決定した患者さんが出た場合は、病棟ナースが外来にいき、業務の引き継ぎを受けます。


病棟は40床、夜間のスタッフは3人体制です。


夜間スタッフは3人と言っても、週末の夜勤は看護師2人+看護助手1人での対応となります

オペ中心の病院は夜間の看護業務が多い!

オペ前後の看護業務.jpg オペ中心の病院なので、平日はオペ入院が8~10人前後、退院も同じくらいの人数があり、それに加えてオペが多いときで8件、少なくても4~5件はあります。


オペ中心の病院は、夜間も看護業務が多いので、看護師求人サイトを利用して事前に、対象疾患や対象オペの内容、看護業務の内容などを調べてもらうと、スムーズに夜勤バイトに入れますよ(´∀`)


古い病院なので、病棟には電子カルテの導入がまだなく、看護記録や温度板は未だに手書きです。


夜勤は、看護師3人体制の日は3人で受け持ちをしますが、看護助手が入る週末は看護師2人で40人の患者さんを持つので、土曜日の明けと、日曜の入りは結構ハードです。


土曜日の夜勤入りで日曜の夜勤明けは、オペ前後の看護や準備がないので一番楽なのですが、夜勤バイトは基本的には週末に入ることはなく、平日に依頼される事が多いです。


週末は夜勤が楽ということはスタッフ全員の共通認識なので、楽な夜勤を希望する方が多く、シフトの希望は週末の夜勤入りの希望を書き込む方が多いです(笑)


私は整形外科病棟で夜勤バイトをしていますが、こちらの病院のメイン疾患は、膝関節症と腰椎・頚椎ヘルニアです。


この病院には、腰椎・頚椎オペのスペシャリストとして名高いドクターが在籍していて、隣県や遠くからわざわざ、このドクター目当てで来られる患者さんも多いです。


腰椎・頚椎ヘルニアのオペはとても難易度が高く、オペ前後の管理も難しい面があります


また、高齢の患者さんが大半なので、オペ後に予測外の急変や容態悪化があるケースもあり、腰椎・頚椎ヘルニアのオペ日は、特に夜勤帯は緊張しますね。

夜勤帯に行うオペ前準備とは?

オペ前準備.jpg この病院での夜勤業務で、翌日のオペ患者さんのオペ準備というものがあります。


夜間帯で準備や確認をすることは、カルテの準備(アナムネの書き忘れの有無、血型や感染症など採血結果、オペ前検査の結果一式など)、9時オペ開始の患者さんの点滴スタート、9時オペ開始患者さんのオペ前用意(オペ着に着替える、T字帯を付ける、弾性ストッキング装着、貴金属類の除去の確認、ネームバンドの確認、オペ後の酸素ボンペ用意、酸素マスク、モニター類の準備など)などがあります。


オペが9時スタートの場合は、8時50分頃に病棟を出発するので、ちょうど夜勤の業務終わりと日勤の業務開始の時間と被り、申し送りなどをしている時間帯です。


この病院では、早出のナースが7時に来るので、朝一のオペ出しは部屋持ちと、早出のナースの2人で行います


夜勤スタッフは、朝一のオペ患者さんの担当ナースに、夜間の患者の状態を早めに申し送りしておきます。

腰椎・頚椎ヘルニア患者の術前観察のポイント

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腰椎・頚椎椎間板ヘルニアの症状

腰椎・頚椎ヘルニアでオペの適応となる症状は、坐骨神経痛と言われる脚の痛みやしびれなどが強い、排尿・排便困難など日常生活に困難があり、保存療法では日常生活での強い困難が取り除けないケースなどです。


入院時のチェックでは、蛇行の有無、脚のしびれの有無と部位、脚の痛みの有無と部位、麻痺の進行性の有無、排尿・排便障害の有無などを観ます。

オペ目的の患者さんはオペの前日に入院してくる事が多いので、オペ前日の担当看護師が全ての症状のチェックを行います。


オペ後の看護では、オペ前の状態に比べてどのように変化・改善したのかが重要になります。


脚のしびれや麻痺などが強く、症状が進行した状態では、オペをしても完全に症状を改善させることはできません。


オペ後の看護では、オペ当日の夜間帯が一番急変の危険制が高く、麻酔の副作用による状態悪化、創からの出血・感染・解離、術中の神経圧迫による麻痺、麻酔による呼吸状態の悪化、エコノミー症候群、肺梗塞、脳梗塞など危険制が高い症状があります。


腰椎・頚椎ヘルニアのオペは高齢者が受けるケースが多いため、オペによる急変の危険性も高くなります


オペ中心の病棟の夜勤バイトは、急変時の対応やオペ前後の対応があるため、ハードな職場が多いです。


夜勤バイトだからと責任が軽くなることはありませんし、1人前のスタッフとして即戦力を求められるので、プレッシャーもありますね。


私は、ストレスなく仕事ができるように、バイトに入る前に職場の内部事情について詳しく調べてもらいましたよ!


メディカルコンシェルジュは、病院の内部情報に精通しているので、どのようなオペが多いのか、どのような看護が行われているのか、職場の雰囲気や人間関係など、細かく調べてくれますよ(´∀`)

夜勤帯でオペ後に急変した患者さんの体験談

夜勤バイト体験談.jpg 私は、脳外科・整形外科専門病院に夜勤バイトをしていますが、オペ後の夜勤で急変してしまった患者さんは何人か見ています。


先日は、70代の女性患者さん(Aさん)が腰椎ヘルニアでオペを行い、オペ後に急変し、総合病院に転院になった事がありました。


この病院のように個人病院だと、いくらICUがあっても対応できない事があります。


その患者さんは、全身麻酔で腰椎ヘルニアのオペを受けました。


腰椎ヘルニアのオペは、内視鏡であっても切開であっても全身麻酔が基本で、レーザーのみの治療の場合は局所麻酔もあります。

全身麻酔後の急変!

全身麻酔後の急変.jpg Aさんは、全身麻酔で腰椎ヘルニアのオペを受け、3時間ほどで無事にオペが終了し、意識はクリアな状態で病棟に帰ってきました。


オペ開始が14時頃で、帰室は17時30分頃で、申し送りでもオペは順調に進み、手術は成功だったとのことで、特に注意事項などは伝えられませんでした。


帰室後にバイタルをチェックすると体温が35度代で、「寒い寒い」とガタガタと震えていたが、オペ後に低体温で寒気を訴える方は多いので、特に問題視することなく、電気毛布をかけて様子を見ていた。

オペ後の看護業務について

オペ後の看護業務.jpg オペ後は帰室時、15分後、30分後、45分後、その後は60分ごとのバイタル測定をオペ後3時間までというマニュアルがあり、バイタル測定と共に、心電図モニターの記録も行うことになっている


帰室後から意識はクリアで、術後せん妄などもなく、受け答えははっきりとしていた。


帰室から60分は、まだ痛みの訴えもなく会話をしていた。


寒気は電気毛布で体温が上がってからは訴えなくなり、体温は37度前後まで上がった。

急変の兆候はあるのか!?

急変の兆候.jpg オペ後1時間がすぎ、両下肢のしびれを訴えるようになってきたが、まだ痛みの訴えはなかった。


バイタルや心電図モニターも安定しており、尿量もしっかりと出ているし、ドレーンのつまりもなく、経過は良好に思われていた。


20時過ぎに、今日の全てのオペを済ませた担当医がベッドサイドにやってきて、Aさんと会話をしており、両下肢のしびれはオペ中の体勢によるものだろうから、徐々に改善するから大丈夫との声かけをしていた。


担当医が帰ったあとから、次第に痛みが強くなってきて、疼痛時の指示であるソセゴン注を使用しながら様子を見るが、痛みが軽減することはなく、痛みで息が切れて会話が困難な様子だった。


ソセゴン注だけでは効果が薄く、アタPを混注し、その後はロピオンをドリップし、少し痛みが和らいできた。


両下肢のしびれは変わらず、両足の感覚がほとんどないと言っていた。


オペ中心の病棟では心電図波形は読めたほうが良い!


心電図波形.jpg
オペから5時間が過ぎ、オペ後の看護記録を書きながらナースステーションのモニターを観ていると、Aさんのモニターが急に頻脈になり、SPO2が急激に80代まで低下していた。


痛くて体でも動かしているか?と思いながら急いで訪室すると、顔面蒼白で唸り声を上げながら苦しんでいるAさんがいた・・・。


疼痛だけでは説明がつかない緊急事態に、私はベッドサイドに残り、ナースコールで他のスタッフを呼び、救急カートを運んでもらい、救急蘇生が出来る状態を整えながら夜間担当のドクターに連絡をした。


担当医はすでに帰宅後だったが、胸部を抑え「胸が痛い、苦しい・・・」と明らかに様子がおかしいので、夜間担当のドクターに連絡をしつつ、担当医にドクターコールをした。


夜間担当医がすぐに訪室し経過を報告しながら診察をし、すぐにポータブルのレントゲンと心電図のオーダーが入った。


オペ後の後遺症・肺梗塞について


肺梗塞.jpg
レントゲンを撮ると肺梗塞がありそうだとの診断・・・。


酸素投与量をマックスまで上げてもSPO2は上がってこない、この病院には循環器病棟はないため、近隣の循環器救急のある病院に転院することになった。


しばらくすると担当医が来たが、その時には患者さんはショック状態に陥っており、すぐに救命処置が始まった。


私はそのわずかな間に転院の準備や、状態の経過方向のためのサマリーを箇条書きで書き、転院先の病院に電話連絡。


一刻を争う状態のためサマリーを仕上げている時間もないため、後ほどファックスする旨を伝えた。


連絡を入れていた家族も慌てて病室に戻ってきた。


オペが無事に終わりホッとしていた家族は、意識がなくなっているAさんを見て泣き崩れていた。


その後、Aさんは近隣の総合病院に救急搬送され一命を取り留めた。


急変後の患者さんは一命を取り留めた


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後遺症などもなく、3週間ほどでこちらの病院にリハビリ目的で転院してきた。


転院先ではすぐにカテーテル手術を行ない、処置が早かったため、脳へのダメージや他の後遺症もなく、その後はリハビリに専念する事が出来た。

今回のAさんのように、オペ後に肺梗塞を起こすリスクは高齢者ほど高い


急激に発症し、死に至ることもあるし、処置が遅れると脳へのダメージから後遺症が残ることも多い。


夜勤バイトも他のスタッフと同じく責任問題が発生する!


責任問題.jpg
私は夜勤バイトで職場に入っているが、バイトだからと言っても他のスタッフと同じ責任を持って業務に当たっている


オペ後の急変では、命に関わるようなケースもあるため、医療ケアの多い職場に夜勤バイトに入る場合は、急変時の対応についてマニュアルをチェックしておくことをおすすめします!


どこの病院にも、急変時マニュアルがあるので、私は最初にコピーさせてもらって、自分用の板にコピーを挟んで、いつでも確認できるようにしています!


急変時には、夜勤の他のスタッフも手伝ってくれますが、夜勤はスタッフが2人か3人しかいないので、なるべくスムーズに動けるように、シュミレーションをしておくと安心ですよ。

夜勤バイトはメモをとるべし!

夜勤バイトはメモをとるべし!.jpg

夜勤バイトのペア看護師って何?

ペアナース.jpg 夜勤バイトに入ると、最初の1~2回はペアの看護師が一緒に夜勤に入ってくれる職場が多いので、急変時の対応について確認しておきましょう


ここで注意するポイントは、夜勤バイトの募集がある病院は、非常勤のナースが多いため、業務の手順が統一されてなく、スタッフによって認識が違う事がよくあります。


だれに聞いても同じ回答が得られるのが理想ですが、そういう職場ばかりではありません。


聞く人によって返答が変わる事が多いので、毎回しっかりとメモを取りましょう。


メモをとることは重要で、指導する側も、メモを取るバイトスタッフと、メモを取らないバイトスタッフでは印象が全く違います。


病棟はどこも忙しいので、何度も同じ質問をする必要がないように、また他のスタッフに迷惑を掛けないようにメモは必ずとって、後から見返すようにしましょう!


夜勤バイトのスタッフにペアナースやマンツーマンの指導ナースをつけてくれる病院は少ないかもしれませんね。


でも、指導やサポートが充実した病院は少しずつ増えてきています。


メディカルコンシェルジュでは、指導やサポートが充実した病院を紹介してもらえますよ(^ω^)

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